「藤田文庫」

 藤田文庫は、東京大学名誉教授・藤田恒太郎博士の蔵書をご遺族から寄贈を受け、医歯学図書館(旭町分館)で整理・修復を行ったものです。
 国内外の解剖学関係の古書や雑誌論文の別刷が多く、初版本や稀覯本も多数含まれています。また医学書だけにとどまらず、人類学、動植物学、漢籍や国書など幅広いコレクションとなっています。

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藤田文庫・書名一覧


稀覯本紹介

[解體新書]

解體新書 / [Kulmus著] ; 杉田玄白訳 ; 中川淳庵校 江戸, 安永2-3 [1773-1774] 5冊 ; 26cm  (W5F//W3)

西洋科学書の日本最初の本格的な翻訳書。
当時「ターヘル・アナトミア」と俗称された、ドイツ人J.クルムスの解剖書第3版の蘭訳本(1734)を日本語に訳したもの。

[Cerebri anatome, cui accessit nervorum descriptio et usus]

Cerebri anatome, cui accessit nervorum descriptio et usus / studio Thomae Willis. Editio ultima priori emendatior. Amstelaedami, 1683. 272 p. ; 14 cm. (W5F//F780)

T.ウィリスは脳の解剖及び生理の研究に貢献したイギリスの解剖学者。
この「脳の解剖学について(初版1664)」は当時最も完全な神経系についての概論であったと言われている。

[Handleiding tot de stelselmatig beschrijvende ontleedkunde van den mensch]

Handleiding tot de stelselmatig beschrijvende ontleedkunde van den mensch / door J. A. Fles. 2. druk. Utrecht, 1866. 790 p. ; 23 cm. (W5F//F200)

オランダの医師・解剖学者J.フレスの原書。

[布列私解剖圖譜及び圖]

布列私解剖圖譜及び圖 / 布列私著 ; 中定勝(欽哉)訳 東京, 1872. 2冊 (88丁,解剖図1帖) ; 22cm (W5F//W31)

オランダの医師・解剖学者J.フレスの翻訳書。
この翻訳書は、明治初期の組織学の簡易本として有名であり、当時大いに用いられたものである。


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