資料を探したい
新潟大学にある資料を探す | 論文を探したい | 新潟大学にない資料を取り寄せたい
論文を探したい
新潟大学OPACでは、図書や雑誌が学内にあるかどうかを確認できますが、論文そのものを探すことはできません。
雑誌記事や論文を探すときは、次のような手順をたどります。
1.文献データベースで論文を検索する
→ 下記のデータベースを参照
2.掲載された雑誌の雑誌名・巻号・年次を確認する
3.その雑誌が学内にあるか、または電子ジャーナルで読めるか確認する
→ 新潟大学OPAC または 新潟大学電子ジャーナル を使う
4.冊子や電子ジャーナルで閲覧する。
5.ない場合は、他機関からコピーを取り寄せる
→ My Libraryを使う
論文の種類
論文には、以下の種類があります。最も重要視されるのはフルペーパーです。
♦原著論文
○フルペーパー
目的・方法・結果・考察といった一連の流れで結論まで論述するもの。
○速報(レター)
短い形式で、重要な発見を急いで発表するもの。
♦プロシーディング
会議録や、学会発表の講演要旨など。
♦レビュー
そのテーマの歴史や研究成果をまとめたもの。引用する場合は、大元の原著論文までたどり、読み込む必要があります。
総合分野の文献データベース
CiNii Articles
日本の学術論文を検索できるデータベース。学外からもアクセス可能です。
学協会刊行物、大学の研究紀要には本文が公開されているものもあります。
Google Scholar
対象を学術資料に特化したサーチエンジン。国内・国外の論文が検索できます。
引用元、関連記事、本文リンクなどのリンクが豊富に表示されます。
雑誌論文全体をカバーするものではないため、CiNii Articlesなどと併用するのがよいでしょう。
Ingenta Connect
英文雑誌に掲載された学術論文が検索できます。
「Browse」ボタンからは、分野別のタイトルリストを閲覧できます。
一部、新潟大学が契約している電子ジャーナルには、本文リンクがついています(学内アクセス限定)。学外からのアクセスでは、検索と無料公開論文の閲覧ができます。
電子ジャーナルの使い方
電子ジャーナルとは、Web上で論文が電子ファイル形式により提供される雑誌のことです。
無料公開のものもありますが、基本的に大学が契約しているものが利用できます。同じジャーナルでも、年次によって利用できないことがあるので注意が必要です。
電子ジャーナルは、学内のPCからアクセスできます。一部のジャーナルはVPN接続も可能です。
VPN接続とは
自宅など学外の端末と大学の間を、あたかも専用回線のように接続するサービスです。通常、電子ジャーナルは学内限定アクセスですが、 VPNを利用すると、学外にいながら大学で契約する電子ジャーナルを利用することができます。詳細は、 「VPN接続を利用する 」をご覧ください(学内専用)。
電子ジャーナルを検索するには、 新潟大学電子ジャーナル へアクセスします。
1.雑誌のタイトルで検索します。論文名で検索してもヒットしません。
2.求める論文が掲載された年次を確認します。
契約年に含まれていない年次の論文は、利用できません。
3.提供元のリンクをクリックしてアクセスします。
PDFやHTML形式で表示され、印刷や保存をすることができます。
※論文を表示しようとして料金が表示されたら、大学では契約していないため見られない論文ということになります。
冊子をOPACで探すか、他機関からの取り寄せを依頼してください。
検索結果の見かた、参考文献の見かた(SIST02)
文献情報に必要とされるデータ要素には、下記に示したデータが記載されるのが一般的です。 文献データベースの検索結果に表示されるデータも、順序は多少異なりますが、下記の例と同様です。
また、実際にみなさんが執筆する論文の参考文献でも、下記の例と同様なデータ要素を記述する必要があります。 記述方法は分野や投稿先の雑誌によって異なりますので、まずは担当教員の指導に従ってください。
ここでは一般的な例として、科学技術振興機構が定めた「 SIST02 参照文献の書き方 」を紹介します。
※該当する項目がない場合は省略可能ですが、太字の項目は必須です。
●雑誌掲載論文
著者名. 論文名. 掲載誌名. 出版年, 巻数, 号数, 始めのページ - 終わりのページ.
例)一條俊浩. 肥育牛における第四胃変位の病態,発生機序および術後予後判定. 産業動物臨床医学雑誌. 2015, 6巻, 2号, p.39-53.
●図書
著者名. 書名. 版表示, 出版地, 出版者, 出版年, 総ページ数, (シリーズ名, シリーズ番号).
例)角田文衛著. 国分寺と古代寺院. 法蔵館, 1985, 393p, (角田文衛著作集, 第2巻)
●ウェブサイト上の記事
著者名. “ウェブページの題名”. ウェブサイトの名称. 更新日付. URL, (参照日付).
例)第四銀行. “株式及び株主の状況”. 第四銀行. https://www.daishi-bank.co.jp/investor/market/situation.php, (参照 2016-10-31).
「SIST02 参照文献の書き方 」は、他の種類の文献情報の記述についても例示していますので、参考にしてください。
このページに関するお問い合わせ
学術情報サービス課 情報調査係(中央図書館)
- 電話
- 025-262-6219
- FAX
- 025-264-2218
- c-sougo@lib.niigata-u.ac.jp