新潟大学旭町学術資料展示館の歴史・沿革、友の会の活動についてご紹介します。
登録有形文化財(建造物) 登録番号第15-0187号(文化庁)
新潟大学は戦後の学制改革に基づき1949年(昭和24年)に開学しましたが、「官立新潟師範学校」、「新潟医学校」を始め、
各学部の前身となる教育研究機関は、明治から大正にかけて打ち立てられたものです。
1999年(平成11年)、新潟大学創立50周年を記念して、大学の長い歴史の中で蓄積されてきた貴重学術資料を一堂に公開展示する展示会が開催されました。
上記展示会での展示をベースに、新潟大学総合博物館設置に向けての足がかりとして、大学所蔵の貴重学術資料を広く学内外に公開することを目的に、
2001年(平成13年)12月に『新潟大学旭町学術資料展示室』(通称:あさひまち展示館)が設置されました。
2004年(平成16年)4月、新潟大学旭町学術資料展示館に名称を変更し今日に至っています。
展示館建物は、旭町キャンパスに所在し、1929年(昭和4年)建築当初から旧制新潟師範学校の児童博物館等として利用されてきたものであり、
新潟市域に現存する昭和初期の鉄筋コンクリート造の建物としては最古級の建物です。このことにより、旭町学術資料展示館は、2005年(平成17年)11月、
国の登録有形文化財に認定されました。
新潟大学旭町学術資料展示館では1年の活動等を掲載した「ニューズレター」を年1回発行しています。平成25年度の第11号から「新潟大学リポジトリ」によりインターネットで公開しています。
「アッツ桜」
「コデマリ」
「ヒメシャガ」
新潟大学旭町学術資料展示館の活動は、「あさひまち展示館友の会」ボランティアに支えられており、会員の皆さんそれぞれが得意なことを日々の活動にいかしていただいています。
右の写真は、会員のお一人が館内に展示してくださっているアッツ桜、コデマリとヒメシャガです。季節を感じる作品となっていますので、ご来館の際には是非ご覧ください。