文部科学省「オープンアクセス加速化事業」採択および附属図書館FD等開催のお知らせ
新潟大学は、このたび文部科学省「オープンアクセス加速化事業」*に採択されました。
大学における電子ジャーナル購読にかかる支出額が年々増加する中で、本学においても厳しい状況が続いており、研究環境をどのように整えていくかが課題となっています。
ジャーナル契約や、オープンアクセスの世界的な動向を踏まえた検討が求められています。
また、国際的にオープンサイエンスの重要性が認識される中、日本では2025年度から新たに公募を行う競争的研究費制度による学術論文および研究データの即時オープンアクセスが義務化されることになりました。本事業への採択を受け、学内関係部署と協力して本学における研究成果公開の加速化と研究支援体制の強化を図ってまいります。
ついては、オープンアクセスへの理解を深めるため、以下のセミナーおよびFDを開催しますので、お知らせします。ぜひご参加ください。
1.知りたいことだけ!サクッと学術情報セミナー「オープンアクセスに関する国の動向について」
日時: 2024年9月26日(木) 12:00~12:20
会場: 中央図書館 B棟2階 リサーチ・コモンズ(Zoomによる同時配信あり)
講師: 附属図書館職員
対象: 新潟大学の教職員・大学院生
詳細は後日附属図書館Webサイトでお知らせします。
→8/28:詳細を公開しました。
2.附属図書館FD「オープンアクセスの国際的動向と日本における即時OAについて」
日時: 2024年10月29日(火) 14:30~16:00(14:00開場)
会場: 中央図書館 B棟1階 ライブラリーホール(Zoomによる同時配信あり)
講師: 谷藤 幹子氏(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 副センター長)
対象: 新潟大学の教職員・大学院生
プログラムの詳細・参加方法については後日附属図書館Webサイトでお知らせします。
→9/6:詳細・参加方法を公開しました。
*「オープンアクセス加速化事業」について
本事業は、オープンアクセスに係る全学的なビジョン(オープンアクセス方針・研究データポリシー等)に基づく事業計画等を策定している大学等を対象として、研究成果の管理・利活用システム(機関リポジトリ等)の開発・高度化、学長等のリーダーシップのもと全学的なマネジメントによる当該システムの運用・組織体制強化、オープンアクセスを推進する学内支援策(戦略的なAPC支援等)等の実施を支援し、各大学等の即時オープンアクセスに向けた、体制整備・システム改革を加速させることを目的とします。