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企画展「新潟の赤いオーロラ」

太陽活動の活発な時期には、日本のような低緯度地帯でもしばしばオーロラが観測されることがあります。それは、北の空が暗赤色に染まる巨大な幕のようなオーロラです。事実、1989年10月21日の「低緯度オーロラ」は、北海道や東北地方に出現し、新潟市でも肉眼では見えなかったものの、新潟大学のチームにより写真撮影、分光観測がなされました。このように、日本は地磁気的に低緯度オーロラ出現の南限界に近く、太陽活動に伴うオーロラの消長をとらえ得る重要な位置にあります。

オーロラをふくむ大気光の組織的観測は、1957年の国際地球観測年(IGY)以降可能となりました。新潟県内では、同年、弥彦山頂に新潟大学理学部附属超高層大気光観測所(弥彦観測所)が設置され、1958年2月11日、北海道や東日本の広範囲に渡って大規模に出現したオーロラの分光観測に、国内で初めて成功しています。

本企画展では、過去に新潟大学のチームにより観測された低緯度オーロラに関する論文や、新聞記事、また古い史書に登場する「赤気(せっき)」にいたるまで、過去に新潟において観測された低緯度オーロラの記録をたどることで、この “日本でも見える赤いオーロラ” についての知見を広く提供します。

展示期間 2021年11月13日(土)~12月19日(日) (休館日:月・火曜日)
会場 新潟大学旭町学術資料展示館 2階企画展示室
開館時間 10:00 ~12:00, 13:00~16:30
主催 新潟大学旭町学術資料展示館