新潟大学旭町学術資料展示館

企画展

【終了】Innovate MUSEUM事業「みなとまち新潟の芸と風土 発掘・体験プロジェクト─近世から現代まで」

2023年10月25日(水)~2023年11月26日(日)

「みなとまち新潟の芸と風土 発掘・体験プロジェクト─近世から現代まで」は、新潟大学旭町学術資料展示館が中核となり、近世から現代まで新潟に伝えられてきた芸術作品を、近隣の施設と連携して展示するプロジェクトです。

江戸時代、新潟には北前船が寄港し、日本海側屈指の湊町となって大いに繁栄しました。立ち並ぶ廻船問屋や豪商はパトロンとして文化の重要な担い手になり、多くの文人が訪れ、絵師が活躍し漆芸をはじめ工芸も栄えるなど、質の高い文化がこの地に根付きました。時代が変わり、日本人の生活様式が変化しても、その伝統は息づいています。

しかし他方で、近年は人口流出に伴って古民家が取り壊され、そこに保存されていた書画工芸品等が加速度的に失われているのも事実です。このプロジェクトでは、市民の方々のご協力を得て、人々の生活の中で大切に受け継がれてきた作品を発掘し、旭町・西大畑界隈、古町、下町に至る地区の、歴史ある建物や町屋、寺社、商家など各所にて公開します。「地域全体がそのままミュージアム」となり、未来への継承についても考えるきっかけになれば幸いです。この機会にみなとまち新潟が育み守り伝えてきた豊かな文化の魅力を再発見して下さい。

このプロジェクトでは、企画展示のほか、シンポジウムなどの関連イベントを行います。

ポスターPDF

パンフレットPDF

プロジェクトの詳細、関連イベントの情報は、特設サイトをご覧ください。

特設サイト「みなとまち新潟の芸と風土 発掘・体験プロジェクト─近世から現代まで」

企画展概要

会期

2023年10月25日(水)~2023年11月26日(日)

※展示期間・開館時間・休館日等は会場により異なります。
※会場によっては入館料が必要になります。

会場

新潟大学旭町学術資料展示館、砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)、旧齋藤家別邸、新潟市歴史博物館(みなとぴあ)、旧小澤家住宅、北方文化博物館新潟分館、正福寺、行形亭、加島屋

企画・運営

主催:みなとまち新潟の芸と風土 発掘・体験プロジェクト実行委員会

共催:新潟大学、新潟市

協力:砂丘館、旧齋藤家別邸、新潟市歴史博物館、旧小澤家住宅、北方文化博物館新潟分館、正福寺、行形亭、加島屋、新潟シティガイド、ゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター)、新潟市美術館、西大畑旭町文化施設協議会

助成:文化庁 令和5年度 Innovate MUSEUM事業

お問い合わせ

みなとまち新潟の芸と風土 発掘・体験プロジェクト実行委員会事務局(新潟大学旭町学術資料展示館)

電話:025-227-2260

関連イベント

以下のイベントを実施します。詳細は特設サイトをご覧ください。

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